本物であることを証明した珠玉の2枚目!!
小生のロック好きの遍歴をひも解くと、
ファースト・アルバム最強説に至るのでありますが、
ロックスターの地位を確立するためには、
やはりセカンド・アルバムの出来も見逃せないと思うのです。
参考までに、本ブログで取り上げた主なアーティストをみると、
エアロスミス『飛べ!エアロスミス』・・・○
ブラー『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』・・・○
ボブ・ディラン『フリー・ホィーリン』・・・○
バーズ『ターン・ターン・ターン』・・・未聴
クラッシュ『動乱(獣を野に放て)』・・・○
ディープ・パープル『詩人タリエシンの世界』・・・未聴
ドクター・フィールグッド『不正療法」・・・○
ガンズ・アンド・ローゼズ『ライズ』・・・○
インメイツ『ショット・イン・ザ・ダーク』・・・○
ジャム『ザ・モダン・ワールド」・・・○
レッド・ツェッペリン『Ⅱ』・・・○
ニューヨーク・ドールズ『悪徳のジャングル』・・・○
ニルヴァーナ『ネバーマインド』・・・○
ストーンズ『(?)』・・・どれがセカンド・アルバム?
ストレイ・キャッツ『ごーいんダウン』・・・未聴
ストーン・ローゼズ『セカンド・カミング』・・・△
ヴァン・ヘイレン『Ⅱ』・・・○
こうしてみると、セカンド・アルバムも高評価なものが多かった。
(決して、好きなアーティストなら何でも良いという訳ではない。)
さて、クーラ・シェイカーのセカンドアルバムであるが、
これもまた高評価である。
勢いのあるファーストに比して、
深みのあるセカンドといった趣(おもむき)がある。
バラエティに富んでいながらも、
全体としての統一感があり、
自然と聴きこんでしまう作りになっている。
70年代ブリティッシュ・ハードロックとインドと宇宙が合わさった感じ(?)。
(強引に例えると、ツェッペリンの4thとインド民族音楽の融合。)
しかも、全く違和感がない。
また、プログレッシブ的な側面もある。
ファーストでは完璧に出来過ぎている印象を持っていて、
「これは、セカンドではこけるだろうなぁ・・・」と考えていたのだが、
この世界感は確立された感がある。
セカンド・アルバムもまた良し・・・といったところか。
1. GREAT HOSANNAH | |
2. MYSTICAL MACHINE GUN | |
3. S.O.S. | |
4. RADHE RADHE | |
5. I’M STILL HERE | |
6. SHOWER YOUR LOVE | |
7. 108BATTLES(OF THE MIND) | |
8. SOUND OF DRUMS | |
9. TIMEWORM | |
10. LAST FAREWELL | |
11. GOLDEN AVATAR | |
12. NAMAMI NANDA-NANDANA |
(1999年作品)