100%ピュアなロックンロール!!
昨年12月11日、インドのシタール奏者にしてジョージ・ハリスンの師でもあった
ラヴィ・シャンカールが亡くなった。
(ノラ・ジョーンズのお父様であります。)
直接の影響は定かではないが、彼の存在なくしては
ビートルズの
「Norwegian Wood」「Love You To」などの名曲は生まれなかったであろう。
英国ロックとインドは数あれど、
やはりビートルズ、とりわけ「Revolver」に顕著である。
組み合わせの妙であるが、
これが心地よくて止められない。
さて、本作はクーラ・シェイカーの3枚目のアルバムであるが、
これも英国ロックとインドの融合の系譜にある。
1stのジミヘン的な爆走ロックはなりを潜め、
メロウな感じが漂う落ち着いたロックが展開。
そこにキラリと光るセンスが散りばめられている。
まさに「Revolver」を想像していただければよい。
(ベース・ラインがポールのそれにそっくりでもある。)
良質のロック、しかしそれだけでは終わらない何かがある。
すげぇ。クーラ・シェイカーってかなりすげぇ。
2007年作品